2007年10月から上海で生活しています。 上海の生活、グルメ、旅行、不動産事情など、現地にしかない生の情報をお伝えします。

上海のマンション価格低下で人民大暴走

中国の不動産価格抑制施策によって、
上海でも少しずつマンションの価格が下がりつつあります。

マンション価格が下がってしまう事態を受けて、

日本人なら
 「仕方ない。」
 「売るタイミングを間違えた」
 「自分のミスだ」

ぐらいの気持ちでしょうが、

さすがは中国人。
彼らはこう考えました。

なぜ、下がったんだ。不動産代理店を抗議してやる!

で、10月22日にいくつかのマンション不動産会社に対して
抗議活動が起こりました。

その一角がこちらです。
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不動産代理店の事務所が壊されてますね・・・
すさまじい。
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皆さん、こうした事件を見てどう思いますか?

「中国人は野蛮だ」
「中国人は頭が悪い」

そう思うかもしれません。

ただし、
中国では歴史的に身内や仲間から裏切られるような事件が多く起こっている
ので、自分の身は自分で守る考え方が根底にあるんです。

こうした何か自分に対して不利に働く事件が起こった時には
自分を正当化し、徹底的に戦おうとします。

今回の件も、
マンションを購入した住民からしたら、
マンション価格は経済成長とともに上がるはずなのに、
政府が作った余計な抑制策のせいで、価格が下がってるのが許せない!と
思っているのでしょう。
(反政府活動をすると捕まるのがオチなので、怒りの矛先が不動産会社に
 向かっているのだと思います)

中国高速鉄道の事件でもそうでしたが、
怒りの矛先は基本的には政府には向きません。
関係する企業や個人へ向くのが普通です。

中国でビジネスをする人へ
 ビジネス用語にはWIN-WINという言葉がありますが、
 中国でビジネスするのなら、関係する人達もWIN-WINから外さない
 工夫が必要かもしれません。


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モンリー

上海生活4年目に突入。中国は10年近く携わってます。中国国内で行った主要都市は北京、天津、青島、上海、蘇州、杭州、無錫、南京、寧波、揚州、镇江、開封、温州、広州、深セン、恵州、香港