2007年10月から上海で生活しています。 上海の生活、グルメ、旅行、不動産事情など、現地にしかない生の情報をお伝えします。

上海仕事編 (26)

自分の上海の友人がマンションを買い換えることになった。

買うではなく、買い換える。

今は既に長寧区に駅徒歩5分の2LDK/100平米のマンション持っていて、
売却して更に立地の良い場所に買うみたいです。

しかし、、、

これがとんだトラブルの発端に。。。

まずはマンション売却の話を不動産屋に持ちかける。
2LDKのマンションは300万元で売値が付いた。

売り手がついたので、狙っていた同じく長寧区のマンション
120平米、駅徒歩5分 価格400万元の交渉へ。
値引き交渉頑張って380万元でいけそうな見込みを得た。

となると、
契約交わすためには資金の確保が必要。
既存マンションを300万元で売る事でサイン。

売り手からの資金集めを始めたその時・・・

なんと!

なんと!なんと!

380万元で売却OKだったマンションが
他に好条件で購入する人が現れたので、
450万元じゃないと売らないと言い始めたんです。

キターーーーー。


慌てて必死で交渉するも
450万元じゃないと絶対ダメ。

自分のマンションは・・・
既に売却サイン済みで、、、、取り戻すことが困難に。。。。

このままでは家を失ってしまう。。。。

困った。。。。


こんなことって、
中国では結構良くあるみたいです。

失敗したのは、
購入資金を集めるため、今のマンションを売却すると、
購入先のマンションオーナーに伝えてしまったこと。
(資金調達のタイミングが合わないとこうしたことを言ってしまいがちです)

マンションオーナーから見ると、
購入者(私の友達)は、絶対に買わないといけない状態になってるので
どんな条件でも飲むだろう。俺たち(オーナー)は有利だ。と思った。

大ピンチ、大ピンチ。。。

結局、粘って交渉して、、、
結局、420万元で新しいマンションを購入しました。

オーナーにしたら元々400万元で売りに出していたわけで
20万元多く儲かった。

買い手にしてみたら、350万元で買うつもりが、
420万元まで価格アップ。70万元損した形に。。。


今回はマンション購入の話で説明しましたが、、、
他のビジネスでも同じです。
中国では、少しでも弱みを見せると大打撃を受けることがあります。
中国人は決して他人に弱みを見せません。交渉はいつだって強気です。

だって、
弱みを見せるとそこをつかれるから。。。。。

中国では、、、強気に攻めましょう



今日は久しぶりにITの話について書きます。

HPから新しいサーバーProliant Gen8シリーズがリリースされました。
G5、G6、G7シリーズときたので・・・ G8と来ると思いきや、
ここで、あえて、Gen8という名前になりました。

なぜ、Gen8なのか分かりますか?



マーケティング上、
中国市場を強烈に意識した製品だからです!!

なぜなら・・・

G8が、中国語の発音上、男性の身体の一部を意味する
隠語にあたってしまうのです。

HPのProliantシリーズは安価で性能が良く、World-Wide
人気のあるサーバで、中国市場でも爆発的な人気を誇ります。
どの会社にも1台はProliantシリーズがあるのではないでしょうか。
財務パッケージや生産管理のサーバやメールサーバ、
ファイルサーバ等として導入されているのを良く目にします。

これまで続いてきた伝統の名前を継続するのか、それとも思い切って
変えてしまうべきか、マーケティング部門はきっと悩んだのでしょう。


最終的には利益を重視し、思い切って名前を変えて、
Gen8としました。

これまで受け継いできた伝統の名前を変えてしまうほどの
魅力が中国市場にはあるのでしょう。
中国市場の偉大さには改めて驚かされます。

同時に、HPは中国を重視している企業と言うことが
改めて良く分かります。


さて、こうなってくると次回作が気になってきますね。
再びG9に戻るのでしょうか、Gen9とするのでしょうか。

おそらく、HPはG4、G5ぐらいで、G8が中国では
使いにくい事を悟っていたのではないかと思います。

という事は、
次回作の名前はもう決まっているんでしょうね。
今から楽しみに待ちますか。





最近、日経ビジネスを中心に中国人の給与がそのうち日本を追い抜くのでは
ないかという記事を多く見ます。

確かに上海では、給与は年率7~10%の勢いで上昇しています。

日本から見ると、「中国経済の勢い、会社の業績が好調
それゆえに10%ずつ上昇していると見えるかもしれませんが、
全てがそうではありません。

実際には、会社の業績が悪くても上昇せざるを得ないケースが
あるのです。

例えば、私が所属していた大手SIerの場合は、
上海 労働局から「経済成長率にあわせて上昇させなさい」というお達しを
受けていました。大手企業ゆえに、労働局との密接に関係しており、
労働局からの指示を断ることはできませんでした。

また、もう1つの理由として、他の企業の給与が10%ずつ上昇した場合、
従業員の引き留めのため、上昇せざるを得ないんですよね。

中国人は日本人以上に給与を明確に要求してきます。
ただでさえ、日系企業は給与水準が低いので、他の会社にあわせて上昇
させないと従業員の引き留めが難しくなります。

私が所属していた会社 技術部門の2010年時点の給与水準は以下のような
でした。
 ・システムエンジニア          2,000元~12,000元/月
 ・プロジェクトリーダー(課長職)    12,000元~15,000元/月
 ・プロジェクトマネージャー(部長職)  15,000元~36,000元/月

細かくみると、各ポジションごとにグレードが存在するのですが
ここでは割愛しています。

この金額が年率7~10%で増えていくのですから、
5年も経てば、プロジェクトマネージャー相当で
7,000元~18,000元/月も増える事になります。

ただ、実際には5年も経てば役職が1つ2つ以上昇格していくため、
毎年7~10%の昇給とは違った理由で給与は増えていくとは
思いますけどね。


ただ、このまま増えていくと・・・
いつかは日本を超える時が来るというのは分かります。
36,000元/月の部長が5年後に54,000元/月になった場合、
日本円換算すると70万円/月近くになります。

日本の部長職とほぼ同等レベルではと思いますが、
実際には中国ではボーナスがそれほど多くありませんので、
(給与の1か月分というところが多い)
恐らく、5年では日本の部長職には到達しないと思います。


10年なら・・・
恐らく超えるでしょうね。

日本人の給与は今後減っていく事はあっても大幅に増えていく事は
少ないでしょう。
中国がこのまま経済成長率を維持できたこと前提に考えると、10年あれば、
日本人の給与を超えるでしょう。

この日は天気が良かったので、張江高科のソフトウェアパークに
行ってきました。

張江高科にはこうした路面電車があるんですね。
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ソフトウェアパークに到着。
目の前には、え!? 三菱!? と思えるロゴがありましたが、
上海天工力と呼ばれる別の会社のようですね。
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こちらがソフトウェアパークです。
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実は、ここには何人か友人がいて、友人の一人が
会社を作ったので、様子を見に行ってきました。
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ここは部屋単位で事務所を安く借りられるので、
IT会社を中心に多くの事務所があるんですよね。
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日系企業も何社か入っているようです。
京セラ、ソニー・・・ こうした会社は現地の中国人の間でも有名です。

いずれ・・・
ここに事務所を作ってみたいなあ。

そう思いながら後にしました。

アメリカのサイト「FAST COMPANY」で紹介された
世界の最も革新的な企業トップ50社」が発表されました。

アメリカのサイトなので、アメリカびいきが見えます。
ここまでかたよるか?と思うほど、40社近くがアメリカ企業でした。
日本企業にいたっては2社。新興著しい中国企業も2社しかランクインされて
いませんでした。

まず、堂々の1位に輝いたのは、
iPhone、iPadのアップルです。

今の勢い、商品力から、まあ、文句なしでしょうね。
1位は納得です。

2位はTwitter、3位はFacebook、
そして、4位に日産自動車が入っていました。(拍手!)

日産よりもトヨタの方が先に来そうな感じですが、トヨタはアメリカで起きた
リコール問題が記憶に残っているからかもしれません。
50位のどこにも入っていませんでした。

5位グルーポン、6位グーグル、そして7位に入ったのが、
なんと!中国企業のサーバベンダー 曙光です!!

中国でスパコンを作ってる企業です。
「2位じゃダメなんですか?」の発言で有名になった
中国のライバル企業です。
スパコンの大会で上位に食い込んでいる強力な企業で、
最近注目を集めている企業です。
それにしても7位は驚きでした。
HPやIBM、Ciscoを出し抜いているんですから。

そして8位ネットフリックス(オンラインDVD)、9位ジンガ・・・・ と
あまり日本では知られていない企業が続いていきます。

8位ネットフリックス(オンラインDVD)
9位ジンガ(SNS、ソフトウェア開発)
10位Epocrates(医療ソフト開発)
11位トレーダージョーンズ(スーパーマーケット)
12位アーム(マイクロプロセッサ)
13位バーバリー(ブランド)  あ、これは知ってる。(笑)

そして、14位になんと!小坂精錬が入っていました。
銅や鉛の精錬をやっている企業です。
数ある大企業を差し置いての14位は立派なものです。

15位フォースクウェア(SNS)・・・
(省略)

18位に・・・
なんと!中国深センの通信会社Huawei(ファーウェイ)です。
しかも、19位のインテルを追い越して。
これはすごいです。

無線通信関係は、エリクソン、NSN、ファーウェイの3社で
ガッツリ市場分けしているので、無難といえば無難ですが、
エリクソンより上に来るか?とちょっと意外な感じがしました。

20位以降は・・・
日本企業も中国企業もなし。

ソニー、日立、本田、NEC、三菱、富士通・・・
どうした?日本企業?

中国企業についても、NEUSOFT、LENOVOとか
入っていそうな感じがしたんだけどなぁ。

選考基準が良く分かりません。


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モンリー

上海生活4年目に突入。中国は10年近く携わってます。中国国内で行った主要都市は北京、天津、青島、上海、蘇州、杭州、無錫、南京、寧波、揚州、镇江、開封、温州、広州、深セン、恵州、香港